AntiPhishingJapan フィッシング対策 協議会 [antiphishing.jp] のサイトを訪れたところ、どのページに行っ ても、右クリックでメニューが現れない。
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アホですか。曰く、
だそうだ。
文字が豆粒サイズ。誰がこんなのを読むのか。
文字潰れを起こしていて読めない。
「フィッシング とは」の図解ページなんかは、図に書かれた文章からして文字が米粒大に なっている。
パッと見で勝負。中身は読んでもらう必要なし。
という方針で作られているのだろう。
「都民になったことだし、新銀行東京*1 に口座でも作るか」 とサイトを訪れてみたところ、なんと、インターネット バンキングのログイン画面は、 アドレスバーを隠したポップアップウィンドウになっていた。
古いシステムを今から作り直すお金がないというのならわかるが、今年新たに 開業した銀行がのっけからフィッシング詐欺の基礎対策をしないというのは、 わけがわからない。いったいどこの業者が作ったのだろうか。
しかも「右クリックは禁止です」と得意げだ。
いまどきの若者風に言えば「新銀行ヤバいです」といったところか*2。 やはり口座を作らねば。
一方、三井住友銀行が「三井 住友銀行アクセシビリティガイドライン」というものを公開していた。 ここには注目すべき項目がある。
すばらしい*3。
項目一覧表の記述によれば、この第13項は「関連するJIS」が「なし」となっており、 JIS X8341-3 にも、右クリック禁止にしないとかアドレスバーを消したりしな いといった考え方は存在しないらしい。