14日の日記に書いたように、日本CAはtracking cookieをスパイウェアと位置付けているわけだが、その「スパイウェア」とやらはいったいどんなときに我々のパソコンに侵入してくるのか、実験してみた。
実験方法は以下の手順。
まず、トレンドマイクロ社Webサイトのトップページにジャンプした後、すぐスキャンしてみると、
さっそく「スパイウェア」が1個侵入してきた。
次に、再び「Cookieの削除」ボタンを押して、スキャンで「CnsMin」以外が検出されないことを確認したうえ、今度は、シマンテックストアのノートン2007のページを訪れた後、スキャンしてみると、
別の「スパイウェア」が侵入してきた。
同様にCookieを削除した後に、ITmediaの記事「眞鍋さん、スパイウェア208個にビックリ!――CAが新総合セキュリティ対策ソフトを発表」のページを表示し、すぐにスキャンしてみると、
さらに別の「スパイウェア」が侵入してきた。
同様に、朝日新聞トップページや、読売新聞トップページ、産経新聞トップページを訪れたとき、mixiを使ったときも、これと同じ「スパイウェア」が侵入してきた。
毎日新聞の記事をひとつ表示してみると、
また別の「スパイウェア」が。
これらを続けて表示すればあっという間に、4個だ。
しかし、208個への道のりは遠い。
あまりにひどい手法でシェアを獲得しようという姑息さに腹が立ってきてます。 少しこの問題を整理しておいたほうがよさそうなので再び取り上げました。 過去のはこちら (実は今働いている会社内の社員用端末に多く感染していて、 それが社内で使用している業務の一部ソフ..