実家の蔵の整理中、大量のゴミ書類の中に、懐かしい手書きのメモをいくつか見つけた。
これはおそらく初めて自作したプログラム。たしかにN-BASICで動かしていた記憶がある。内容は、乱数で決められた4つの数字(同じ数字を含まない)を秘密として、これを当てる目的で4桁の数字を入力させ、桁位置まで合っているものが何個(○ヒット)で、位置は合っていないが含まれているのが何個(○ボール)というヒントを表示し、4ヒットになるまで繰り返し、かかった回数と時間を表示するというもの。(そんな玩具があったよね。色を当てるものだったか。)
この時、配列の概念を知らないで書いていたのがわかる。桁数を任意にしようとすると破綻するという、誰もが通るはずの経験。冒頭の、乱数で4つの重ならない数字を作り出すループの書き方も下手クソだ。おそらく1981年。
これは手書きのZ80命令表。これを壁に貼っていた。
これは「ボスコニアン」を作ろうと企てた図。この程度の設計で作れるはずもなく頓挫。おそらく1982年の夏ごろ(5月号の「NEW RALLY-X」の影響と思われる)。
これは中村光一氏の「スクランブル」(I/O 1982年1月号)をディスアセンブルしたものの一部。解析して何やらやろうとしていた。何をやろうとしていたかは思い出せない。おそらく1982年末ごろ。
これはI/O 1982年5月号の「NEW RALLY-X」に BGMを鳴らす機能を加える改造。ADDCOMサウンドユニット用。1983年3月とある。右は耳コピした譜面。これは実際にプレイしていた。
これは、ゲームセンターの「GAPLUS」で、スペシャルフラッグが出る位置とスコアの関係を突き止めようと、予想した位置を印刷して持って行って現地で確かめるのに使っていたもの。1984年。これで永久にプレイできる術を持った。翌年のある日、10,000,000点に挑戦し、6時間ほどかけて成功した。終電に乗り遅れる寸前だった。
これは 8087によるレイトレのコード。1985年。知人から借りたray tracingの解説本に載っていたBASICプログラムを PC-9801Mで動かしたところあまりに時間がかかりすぎるため、Intel 8087 Math Coprocessorを購入して PC-9801Mに挿し、機械語で動かしたもの。スタックマシンのプログラミングは授業中の内職には適していた。
これは、PC-8801mkIIのグラフィックをカラーで400ライン出せるように改造しようと、設計だけしたもの。I/O 1986年7月号掲載の PC-8801初代機の同改造と並行して検討したもの。たしか、何らかの理由でmkIIでの改造が簡単でないという結論で、初代機(知人のもの)を改造した。もはや、その機能が欲しくて改造するというより、「できるから改造する」と、ネタ化していた。このあたりを最後にもうこういう遊びをしなくなっていった。
PC購入前のもっと古いメモも見つかった。
これは、聴覚障害のある伯父と会話するために電光掲示板を作ろうと企てた図。LEDを繋いだシフトレジスタ(SN74164)に ROMを繋ぎ RAMの出力を食わせるという計画。おそらく1980年。
この時点ではCPUやプログラムという概念を知らなかったはず。「初歩のラジオ」誌だったか「ラジオの製作」誌か「トランジスタ技術」誌で、RAMの存在と「キャラクタジェネレータ」というデバイスの存在を知り、その状況で到達した発想だったと思われる。どうやってRAMにテキストデータを入れるかは考えていなかったもよう。その後 PC-8001を購入した時点で意義を失い、実現に至らず。
謎の回路図。早押しゲームか何かか。「初歩のラジオ」誌の影響と思われる。1979年ごろか。チラシの裏に書かれている。
リニアモーターカーを作ろうと妄想した図。たしか、NHK教育の番組か何かでリニアモーターの仕組みを解説していたのを見て影響されたもの。おそらく1978年。まさにチラシの裏。
130 熱暴走 ◆2SA784NN.A sage 04/04/13 23:11 ID:u3H4Spozweb上を探したけど、似たような資料が無かったのでハンドコピペ。 NECデータブック シリコン小信号トランジスタ ’96.8の技術資料 「トランジスタのE−B接合ブレークダウンによるhFE,ノイズ劣化」 ..